先日、ちょっとずつ進めてきた「FFXII ザ ゾディアックエイジ」のトライアルモードをやっとクリアしました!
140時間のプレイを終えまして、
とりあえずは十分にFFXIIを堪能したと感じてます。
なので、満を持して感想を書いていきます!
ちなみに、プレイ時間が140時間もあるのは寄り道・やり込み等をしていたから。
普通にプレイしてたら30~40時間でクリアのはず。
ストーリーの理解が深まった
元々ストーリーは嫌いじゃないんですけど…。
FFXIIはストーリーについて酷評されることが多いです。
描写が足りないとか、主人公が空気、とか散々です。
描写が足りない点は否定できないですね。
確かに、2006年当時はストーリーがさっぱりしてるというか、感情移入しづらい感じでした。
今回15年ぶりにプレイして、考えが変わりました。
描かれてない部分をちゃんと想像することで、印象がかなり変わったんですよね。
まぁ、「全部ムービーとかで描写してよ!」という気持ちも分からなくはないです。
そのほうが分かりやすいし。
印象が変わった今は、アーシェのバルフレアに対する思いも、急ではないと思えます。
「力」に対してのやり取りは要所で出てきていたし、山行ったり、海行ったり(なんか遊んでるみたいだな)、遺跡行ったり、灯台行ったり、長いこと旅してましたから、その間に育まれた思いもあるのでしょう。特にバルフレアは心配してたし。
確かに、もうちょっとアーシェ王女の「人となり」というか、「葛藤」の部分が細かく描かれていたら、とも思いますが…。
「空気」と言われるヴァンも、そんなことはないんじゃない?とあえて言いたい。
基本的に連れまわされ系主人公ですが(笑)。普通なら自分の関わることのないような大きな動きに巻き込まれていくので、ストーリーの終盤あたりまで迷ってる描写があります。ですが、終盤のリドルアナ灯台あたりから心が決まったような感じがあります。本当にゆっくりですが、イベントで成長してるのが他メンバーとのやり取りから分かります。
一緒に行くのは自分で決めてるとはいえ、一般人がこんな大事に急に巻き込まれたらこんな感じですよ。きっと。
ちなみに、15年前と一番印象が変わったのはウォースラ。
前は、「分かるけど、なんだよ裏切り者ー!」
今は、「まぁ、国を守ろうとしたら、そうなるよなぁ。」
自分の考え方や環境が変われば、感想も変わりますね。
というわけで、今回再度プレイしたことで、FFXIIのストーリーの理解が深まりました。
15年前は分からなかった、ストーリーの良さが分かるとは、もしや少しは成長したと考えて良いのかも?
ガンビットシステムで脳汁が出ます
実は、2006年当時買ってすぐにその斬新さについて行けずに一回売ってるんですよね。(そのあと買い直してクリアしました。)
そのぐらい当時は斬新でした。
ガンビットはキャラごとに行動を設定するシステムで、プログラムのようなものです。
これが上手くいくと脳汁ドバドバ出ます。
トライアルでヒヤッとした話
トライアル ステージ100に挑んだ際、ガンビット設定し忘れました。
断続的に聞こえてくるアーシェの断末魔の叫び。
控えめに言って、阿鼻叫喚。
どうしたどうした???と、急いでガンビットを確認してみると…。
HP<70%の自分 ▶ フルケア
が、しっかりと抜けてました。
デコイ役の回復を忘れるとは…。それは、回復追いつかなくて死ぬよね、と。
このように、設定が一つたりないだけでも破綻するガンビット。
優先順位を変えるだけでも効果が違います。
非常に奥が深いです。
まぁ、設定し忘れは致命的なミスですが。
余談ですが、必死でステージ100をクリアしたあとに以下の動画を発見。
召喚獣「ゼロムス」の必殺技「ビッグバン」で攻略しています。
こここ、こんなに簡単に勝てるとは…。
1回目の「ビッグバン」で「ギース」「ドレイス」「ザルガバース」を撃破。
2回目の「ビッグバン」で「ベルガ」「ガブラス」を撃破。
「ビッグバン」の効果 = (自分の最大HP-現在HP)×5
を利用してるんですね。
HPの差異でダメージを出すので「ニホパラオア」+「エリクサー」でゼロムスのHPを「1」にしています。
つくづくFFXIIって戦略次第ですねー。
「完成形」それはすなわちコントローラーに触らないで勝つ
ガンビットを隙なく上手く設定できると、もはやコントローラーを触ることなく、自動で戦闘に勝てます。
それは、その戦闘においての完成形だと私は思います。
試行錯誤して、そこにたどり着くとかなり嬉しいです。
アドレナリンが出てるかもしれない。
ガンビット設定を3つまで持てる
便利なガンビットですが、敵によって変更するのがちょっと手間です。
その手間を少し軽減できる機能として、設定を3セットまで持つことができます。
通常戦闘用、リバース戦法用など用途別に用意できるのが嬉しい。
ライセンスをリセットできる
ライセンスがリセットできるので、いろんなジョブが試せます。
12個のジョブから組み合わせを考えるのも楽しい。
組み合わせはかなり迷いますが、失敗してもリセットできるので問題なしです。
「白魔&黒魔」の「魔女っ子バッシュ」にするも良し。
「モンク&他近接」の「肉体派パンネロ」にするも良し。
うちのアーシェ殿下は白魔で癒しつつ刀をブンブン振ってます。
キャラクター自体の能力差はあるものの、基本的には自由度が高いです。
オートセーブ・倍速・サウンド・その他設定が優秀
PS2版からの変更点として以下のような点もあります。
- オートセーブがあるので全滅してもやり直しが苦じゃない。
- 移動・戦闘が「2倍速・4倍速」にできてサクサク進める。
- 音声が「日本語」と「英語」から選べる。
- BGMが「オリジナル」と「新録」と「サウンドトラック」から選べる。
まずはオートセーブについて。
エリアをまたいだときにオートセーブが入ります。
なので、不意に強い魔物に襲われて「全滅」なんてことになっても、そのエリアからやり直すことができます。
残りはコンフィグの設定。
コレの一番すごいところは、「リセットせずに変更できる」ということです。
なんと、タイトル画面に戻る必要なし。
遊んでる途中でもコンフィグから選べば、すぐに変わるのです。
音声関係でリセットなしで変更できるのはかなり珍しいのではないでしょうか?
ささいなことですが、とても優秀だと思います。
いろんなプラットフォームで展開している
私はSteam版を遊びましたが、いろんなプラットフォームに展開されています。
- PS4
- Switch
- XBOX One
- Steam
- Windows 10
こんなに沢山展開されてたら、どれか持っているのでは?
遊んだことない人には是非遊んでほしい。
PS2版遊んだ人にはもっと遊んでほしい。
というわけで、今回は以上。
FFXII面白くて本当におすすめですー!